伝わらなさそうな日常会話
人と人の関係というものは
なくてはならないものであるのに
それでいて儚いもので
確固たる関係性を完璧に証明することなどできそうもなくて
それならば確固たる関係などないのかといえばそうは思いたくはないわけで
自分は自分で
他人は他人で
そのことは間違いなくて
自分は自分のことしかできなくて
他人の喜びは自分の喜びなわけで
っていうと違った風に聞こえるから言い換えると
他人の心配は自分の心配でしかなくて
つまり喜びの共有はポジティブだからできる気がしているだけで
1つ1つの個体は別物で
その個体に生じる感情もまた別物で
共有は錯覚で自分のみの感覚であるのが真実のようで
なんとも悲しい気がするけれども
一体人と人の関係はなんなのかと問われれば
自分と自分の関係である
これがわかれば、いや、わかった気になった時
信頼関係を語れるそんな気がした日常会話